沖縄でコロナ新規感染35人 宮古島市の感染率は東京の6倍【2月2日朝まとめ】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は1日、10歳未満から90代の35人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。地域別では宮古島市が13人で最多。同市の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は261・78人となっている。全国1位の東京都(42・56人)の6倍以上になる。

 宮古島市の療養者数は182人で、内訳は県立宮古病院43人、民間病院13人、宿泊施設療養36人、自宅療養36人、高齢者施設25人、入院などの調整中が29人。宮古島では2棟目の宿泊施設の稼働が始まっており、2施設で100床ほどの運用が可能だという。

 県内の療養者総数は759人。入院患者数は359人で病床占有率は88・0%。一般病床(非コロナ)使用率は県全体で92・3%に達した。新規感染者のうち17人が接触感染と推定され、内訳は施設関係8人、家庭内4人、友人・知人2人、飲食・会食2人、職場1人。残り18人は調査中としている。

 県内の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は36・79人で全国2位となっている。累計感染者数は7585人となった。米軍関係の新規感染者は1月31日にキャンプ・ハンセンで2人、2月1日に同基地で2人、キャンプ・フォスターで1人が確認され、累計感染者数は918人となった。