2日の節分を前に1日、浦添市宮城の「みのり幼稚園」は、無病息災を祈願し、豆まきをした。鬼を前にした園児らは、泣き出したり、豆をまいて“退治”したりと、元気いっぱいだった。
同園の銘苅健園長は「鬼も本気です。子どもたちには怖いものに立ち向かう姿勢を培ってほしい」と目を細めた。
網と紙で作られた金棒を持った鬼が登場すると、園児らは撃退しようと必死に豆をまいた。泣き出す子が出ると、勇気を振り絞り、友達を守る園児もいた。
宮國樹ちゃん(6)は「泣きたい気持ちをこらえた。怖いものを乗り越えられた」とたくましい表情。神里こなつちゃん(6)は「豆を思い切り投げるのが楽しかった。来年は友達を守れるようになりたい」と笑顔を見せた。