沖縄コロナ緊急事態、2月いっぱい延長で調整 4日に正式決定


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沖縄県庁

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う医療体制の逼迫を受け、沖縄県は当初7日までを予定していた県独自の緊急事態宣言を2月28日まで延長する方向で調整していることが3日、関係者への取材で分かった。同日、玉城デニー知事らが参加する幹部会議で延長期間や経済支援策を協議した。4日に県対策本部会議を開いて正式決定し、事業者への協力金などについても県経済対策本部会議を開催して方針を決める。

 政府の緊急事態宣言地域やそれに準ずる地域に沖縄は指定されなかったが、県は財政支援を求めて引き続き対象地域やそれに準ずる地域への指定を要望する考え。

 県独自の緊急事態宣言の延長により、政府の指定する東京など10都府県と沖縄間の不要不急の往来自粛や県内飲食店などに対する午後8時までの時短営業の要請などの感染拡大防止対策が続く。