うるま市でクラスター30人 沖縄県内新規感染58人【2月5日朝まとめ】 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は4日、新たに10歳未満から90代までの58人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計の感染者数は7749人。うるま市内の医療機関では1月30日までに計30人の感染者が出たとして、県内114番目のクラスター(感染者集団)に認定された。

 新たなクラスターとなった、うるま市の医療機関では1月21~30日までに職員5人、患者25人の感染が確認された。年齢は60代~90代以上で、県のクラスター班の依頼を受けた医師らが対応に当たっている。

 新規感染者の居住地別内訳は那覇市17人、浦添市11人、うるま市9人、豊見城市6人、中部保健所管内4人、沖縄、宜野湾、宮古島の3市が各3人、名護市2人。年代別では20代が18人と最も多く、うち10人が浦添市の男子学生だった。県が関連性を調べている。70代以上は17人だった。

 米軍関係はキャンプ・ハンセン3人、キャンプ・シュワブ2人の感染が報告された。米軍関係者の累計は927人となった。

 陸上自衛隊第15旅団は4日、県の要請を受け、新型コロナに感染し重症化した宮古島市の70代男性1人をヘリで沖縄本島に輸送した。新型コロナに関連する宮古島からの急患輸送は4人目。