コロナ、沖縄県内の新規感染32人 浦添のクラスター24人に【2月7日朝まとめ】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は6日、新たに10歳未満から80代までの32人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は7822人。クラスター(感染者集団)が発生している浦添市内の教育機関では新たに20代の学生7人が追加され、関係する感染者数は計24人となった。

 1日の感染者数は4日連続で減少している。県新型コロナウイルス感染症対策本部総括情報部の阿波連貴夫主幹は「緊急事態宣言の中で感染防止対策に協力いただいている表れではないかと思うが、病床占有率などは依然数値が高く、引き続き協力をお願いしたい」と述べた。

 新規感染者32人の居住地別内訳は、那覇市10人、名護市、うるま市、沖縄市、宮古島市、中部保健所管内が各3人、宜野湾市、浦添市、豊見城市が各2人、南部保健所管内が1人。

 直近1週間の10万人当たりの新規感染者数は24.61人で、東京都(31.05人)、千葉県(25.50人)に次ぎ全国3番目に多かった。

 米軍関係はキャンプ・シュワブ、キャンプ・ハンセン、キャンプ・シールズで各1人の計3人の感染が県に報告された。県内の米軍関係者の累計は934人。