「離島への往来、同居家族以外との会食控えて」玉城知事、旧正月・飛び石連休前に呼び掛け


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
沖縄県庁

 11日からの飛び石連休や旧正月を前に玉城デニー知事は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため不要不急の外出や、来島自粛を求めている離島への往来、同居家族以外との会食などを控えるよう呼び掛けるコメントを発表した。

 玉城知事は県独自の緊急事態宣言が出て以降、1月20日時点から療養者数が798人から512人に、1週間の新規感染者数が652人から244人に減るなど、着実に効果が出ている点を強調。一方で、病床占有率や中等症以上の患者数は高止まりが続き、医療現場の逼迫(ひっぱく)状況は改善されていないと指摘した。

 来島自粛を求めている渡名喜村や久高島、浜比嘉島などへの往来を控えることや、旧正月のあいさつ回りは玄関先で、短時間で済ますなどの工夫を求めた。高齢の親族と会う場合のマスク着用も促した。