カープ色で沖縄市議会が開会 無観客のプロ野球キャンプにエール


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
沖縄市でキャンプするプロ野球広島東洋カープにエールを送ろうと、議員や市職員がチームカラーの赤色のウインドブレーカーを着る沖縄市議会=16日、沖縄市議会

 【沖縄】沖縄市でキャンプするプロ野球広島東洋カープにエールを送ろうと、16日に開会した沖縄市議会(小浜守勝議長)2月定例会本会議では、議員や市職員がチームカラーの赤色のウインドブレーカーを身に着けて臨んだ。

 新型コロナウイルス感染拡大による沖縄県独自の緊急事態宣言が28日まで延長されたことを受け、県内での春季キャンプは無観客で実施されている。広島は今月1日にキャンプインし、無観客の練習試合などに励んでいる。

 小浜議長は冒頭、「普段と違って華やかな議会となった。残念ながら無観客となったが、(カープが)リーグ制覇し、日本一となれるよう応援しよう」と述べた。桑江朝千夫市長は「大変寂しい春季キャンプとなっている。議員をはじめ市職員もカープ歓迎の気持ちを表し、市を挙げて応援したい」とあいさつした。

 16日の本会議では、桑江市長が2021年度施政方針を述べたほか、一般会計予算の説明などがあった。