「凍るプール」びっくり 南大東小5年生、北海道や大阪の児童とZoom交流


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
オンラインで北海道や大阪の小学校と交流する南大東小中学校の5年生の児童ら=1月(同校提供)

 【南大東】村立南大東小中学校(望月雄紀校長)の5年生13人はこのほど同校で、地域の魅力を再発見しようと、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で、北海道と大阪の小規模の小学校と交流した。各校とも地域の気候状況や特色に合わせた冬の過ごし方や食べ物などを紹介し合った。

 総合学習の一環で、交流相手は北海道富良野市立樹海小学校5年生2人と6年生5人、大阪茨木市立忍頂寺(にんちょうじ)小学校5年生5人と6年生6人。

 南大東小の5年生は昼の休憩時間に、半袖でドッジボールをしている様子や島の主要産業であるサトウキビの刈り取りの様子を写真で紹介した。
 一方、樹海小はぬれたタオルを振りまわし凍らせるる様子を動画で紹介し、忍頂寺小学校も凍ったプールの様子を写真で説明して南大東小の児童を驚かせた。また、南大東小の児童がヤギを食べることを紹介すると、樹海小はジンギスカンで羊を食べると説明し、山に囲まれた忍頂寺小はイノシシを食べると答えた。

 南大東小の仲田龍雅さん(11)は「北海道や大阪でもヤギを食べると思っていたが食べておらず、羊やイノシシを食べていることに驚いた」と感想を述べた。

 ズームでの交流は2020年9月と21年1月に実施した。