米空軍のMC130J特殊作戦機とみられる大型機の低空飛行が24日、本部町沖や慶良間諸島などで確認された。
本部町沖には午後0時15分ごろ飛来した。伊江島方面から飛来し、瀬底島周辺を抜けて恩納村方面へ南下した。高度は百数十メートル程度とみられる。慶良間諸島周辺には午前10時半ごろ飛来した。航空機の位置情報を表示するウェブサイトには、渡嘉敷島や阿嘉島を取り囲むように周回飛行した、当該機とみられる航跡が記録されている。300フィート(約90メートル)未満の高度表示も複数記録されている。
目撃した座間味区の又吉文江区長は「また(海抜)100メートルより低く飛んでいた。米軍の身勝手な行動にはうんざりだ」と憤った。菅義偉首相が低空飛行訓練を容認するような発言をしたことに触れ「東京の国会の真上で低空飛行したらどんな気持ちか。考えてほしい」と訴えた。
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