びわ湖毎日マラソン 濱崎「もっと上行けた」 目標超えのセカンドベスト


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
2時間12分2秒で58位だったなんじぃACの濱崎達規(右から2人目)=28日、滋賀県(提供)

 びわ湖毎日マラソンは28日、大津市皇子山陸上競技場発着で行われた。

 序盤から縦長に伸びる集団の後方に位置取った濱崎達規は、周囲がハイペースで走る展開に「流れに乗った方が良い」と判断した。折り返しで1時間4分02秒と県記録を狙えるペースで飛ばした。県記録保持者の濱崎達規(なんじぃAC)は2時間12分2秒の58位だった。

 「実業団時代や自己ベストを出した時の感覚を思い出せた」と好調に走り切り、目標だった2時間15分を上回るセカンドベストを記録。「欲張ったことは言えないが、もっと上にも行けた」と振り返った。

 昨年参加したマラソンはいずれも納得できる成績ではなく「びわ湖しかない」と定め、月600キロを超える練習を積んできた。男子北山高の全国駅伝34位など若手の好成績にも刺激を受けた。「沖縄に来ているよい流れを、自分がさらに盛り上げたかった」と納得のレースだった。