神里、嶺井、大城…県勢、好打で存在感 巨人ーDeNA 開幕へ猛アピール


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
1番・外野手で先発出場し、左翼への安打を放つDeNAの神里和毅=28日、沖縄セルラースタジアム那覇
中堅への適時打を決める巨人の大城卓三

 ハマの1番奪取を狙う、DeNAの神里和毅(糸満高―中央大出)は巨人との練習試合で1番・中堅で五回まで出場し、2打数1安打で猛アピールした。六回から出場の嶺井博希(沖縄尚学高―亜大出)は好調な打撃を披露。九回には中堅への長打で出塁した。守っては、4投手を落ち着いてリードした。

途中登板したDeNAの国吉佑樹(左)と言葉を交わす嶺井博希

 巨人の大城卓三(首里中―東海大相模高―東海大出)は5番・捕手で先発出場。五回2死二塁の場面では、初球から力強く振り抜き中堅へ適時打を放った。
 地元でのキャンプも無事に打ち上げ「大きなけがもなく(状態も)良くできているが、まだまだ攻守でアピールしていく」と小林誠司らとの開幕スタメン争いに食らいつく。

 開幕まで残り1カ月、今後は実戦での打撃の課題修正を掲げる。「長打がまだ打てていない。(指揮官から)長打を求められていると感じているので、しっかり出せるよう修正していく」と、より打てる捕手への進化を誓った。