芸能・文化

「青い海も空も撮らない」石川真生の集大成 県立博物館で企画展始まる 6月6日まで

創作写真「大琉球写真絵巻」の前で写真展の見どころを話す石川真生さん=4日、那覇市の県立博物館・美術館企画ギャラリー

 写真家の石川真生さん(67)が47年に及ぶ活動の中で撮影してきた約500点を展示する企画展「石川真生展―醜くも美しい人の一生、私は人間が好きだ。」が5日から県立博物館・美術館で始まる。6月6日まで。3カ月の長期展示となる。

 石川さんの1970年代の初期の作品から最新作「大琉球写真絵巻パート7」までを網羅していて、前期(3月5日~4月25日)と後期(4月27日~6月6日)で展示を入れ替える。

 金武町とコザ市(当時)など基地の街で働く女性たちを撮影した最初期の作品「アカバナー」(1975~77年)や今は亡き沖縄芝居の役者たちを写した「沖縄芝居―名優たち」(1989~92年)など全15シリーズを展示する。2014年から毎年続けている「大琉球写真絵巻」シリーズは会期中5回展示替えを行い、全ての写真を紹介する。

 企画展について、石川さんは「私は青い海も青い空も撮らない。沖縄人と沖縄に関係する人しか撮らない。生活に根差してその人たちの人生を撮っているという自負がある。人生の集大成ではないが、今日までの集大成で今までで一番大きな個展だ」と説明した。

 5月9日午後2時からは展示と連動したシンポジウムが同館講堂で開かれる。



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