世界結び新春祝賀会 北米県人会 沖縄の音楽家演奏も


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南カリフォルニアの祭り太鼓の演武

 北米沖縄県人会(エディー・カミヤ会長)は2月21日、ユーチューブなどを使用して新春の祝賀会を開催した。新型コロナウイルスの影響を受けて、今年は例年の祝賀会とは異なり、オンラインで写真やビデオなどを紹介した。カリフォルニア州ロサンゼルス郡を中心にオレンジ郡、アリゾナ州、コネティカット州、ハワイ州、テキサス州、外国は沖縄、ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、ペルーなどから250組以上の参加があった。

 2人の司会者が英語と日本語で進行状況を説明した。新型コロナの感染防止のため、ボランティアで3千枚のマスクを作成したとして、ジョイス・スミトモさんにボランティア賞が贈られたことが紹介された。昨年の県人会としての活動状況を報告したほか、今年から大学へ行く県人会員子弟の奨学資金受賞者の紹介などがあった。

 エンターテインメントとして、地元の芸能部のビデオや沖縄民謡、舞踊、カラオケ、祭り太鼓、ハワイアンダンスなどが披露された。特に沖縄の著名な方々の演奏が見られたことが好評だった。BEGIN、ディアマンテスのアルベルト城間さん、平田大一さんの「ダイナミック琉球」、オキナワアメリカーナ、ジョン・アザマさんらのパフォーマンスを、視聴者が楽しんだ。最後にラッフルチケット(くじ引き)の当選者発表があり、1等賞の500ドルを手にした人もいた。

 (当銘貞夫ロサンゼルス通信員)