米軍普天間飛行場にCH53E大型輸送ヘリコプター2機が追加配備された件で、在沖米海兵隊は12日、移転を認めた上で「沖縄で運用する機体数は変わらない」と説明した。県内で運用するCH53Eの数は12機で固定されているという。沖縄防衛局は本紙の取材に、ヘリの移動について米軍から事前連絡はなく「事実関係を米側に照会中」と答えた。
海兵隊は取材に「部隊の変更でヘリの数は変動する可能性があるが、運用する航空機の数は変わらない」と強調した。「日米安全保障条約に基づく義務を果たす用意をしておくため、インド太平洋地域全体で定期的なローテーションと運用を実施している」と述べた。