全国へ基地問題提起 新しい提案委 県議会と知事に要請書


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米軍普天間飛行場

 新しい提案実行委員会(責任者・安里長従氏)はこのほど、県民投票から2年の節目に開いたオンラインシンポジウムで発出したアピール文を沖縄県議会と玉城デニー知事に送った。

 併せて県議会に対し、全国自治体議会宛てに「普天間基地の運用停止、辺野古新基地建設工事の中止、在沖米軍基地の負担軽減について国民的議論を深め、民主主義及び憲法の趣旨に基づき公正に解決することを求める県議会決議の採択を求める陳情」を開会中の2月定例会で採択するよう要請した。

 全国で沖縄の基地負担を考える機会をつくるため、玉城知事に対しては全国キャラバンの一環として、全国自治体宛てに最新版の「沖縄から伝えたい。米軍基地の話。Q&A BOOK」を送付するよう要望した。