道路横断中の事故相次ぐ 沖縄県内、17~18日に高齢者4人死傷


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 17日から18日朝にかけて、道路を横断中の高齢者が巻き込まれる交通事故が県内で4件発生した。1人が死亡、3人が重傷を負った。県警は運転手に対し交差点や横断歩道付近では減速するよう求め、歩行者に明るい服や反射材を着用することなどを呼び掛けた。

 18日午前6時7分ごろ、那覇市首里石嶺町の市道で軽自動車が道路を横断中の70代女性(79)=同市=をはねた。女性は本島南部の病院に搬送されたが、同日午後3時6分に死亡が確認された。車を運転していた20代男性=同市=にけがはない。

 17日午後5時8分ごろ、宜野湾市宜野湾の市道で軽自動車が横断歩道を渡っていた清掃員女性(70)=同市=をはねた。女性は骨盤骨折などの重傷を負った。同日午後6時35分ごろ、同市宜野湾の国道330号で軽自動車が横断歩道を渡っていた女性(62)=同市=をはねた。女性は脳挫傷などの重傷を負った。いずれも病院搬送時に意識があり治療を受けている。

 17日午後6時57分ごろには、名護市真喜屋の国道58号を走行中の車が、道路を横断していた女性(83)をはねた。女性は外傷性くも膜下出血などの重傷を負い、病院に搬送された。