ステーキの碧、新社長に奥間社長の次女・金城智子氏 奥間氏は会長に


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金城智子氏

 ステーキレストランを運営する碧(へき)(那覇市)は19日の取締役会で、新たな代表取締役社長に取締役店舗運営部長の金城智子氏(37)を充てる人事を決定した。創業者で、現代表取締役社長の奥間弘子氏(73)は取締役会長になる。就任は4月1日付。

 同社は「代表取締役の若返りにより、経営体制の改革、改善のスピード化を目指す」と役員人事の狙いを説明している。

 金城氏は奥間氏の次女。1999年に鉄板焼ステーキレストラン碧にアルバイトで入社し、2012年10月に正社員に登用された。統括トレーナー、店舗運営課長を経て、19年12月に取締役に就任した。

 3人の子育て中だという金城氏は「より女性が働きやすい会社にしていきたい。子育てをしながらでも活躍していけるという姿を、見せていければと考えている」と語った。

 奥間氏は「ビジネスモデルを守りつつ、若い考え方で働き方改革や店舗運営に取り組んでほしい」と期待した。