新鮮島野菜で地産地消メニュー 農家カフェCookhal(名護市)<うちなー味まーい27>


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畑のランチプレート(左)、自家製ホットドッグプレート(右)、フレッシュ苺のタルト(奥)

 名護市名護の「なごアグリパーク」内にある農業生産法人クックソニア(芳野幸雄代表)が運営する農家カフェ「Cookhal(クックハル)」では、当日朝に収穫した新鮮な島野菜を使用した料理が人気だ。

 持続可能な「農」の在り方を提案する「コミュニティデザイン」に取り組み、自社製だけではなく名護を中心とした「沖縄畑人(はるさー)くらぶ」加盟15農家の新鮮な野菜も販売している。

 シェフの角谷健商品開発部長が作る、やんばる産100%の自家製無添加ソーセージを使用した自家製ホットドッグや、羽地産のお米で作った畑のランチプレートが人気だ。この日はニンジン葉のかき揚げや新ジャガのローストに、デザートは泡盛や黒糖を使用したマフィン、地元産のフレッシュ苺(いちご)を使用したタルトのスイーツなど地産地消メニューに特化している。

 芳野代表は食品加工、流通、販売など6次産業化で安定的な農業経営を目指す。「名護市民に地元の野菜やおいしい食材の素晴らしさを知ってほしい」とPRした。

 営業時間は9時~午後5時。定休日は不定休。名護市名護4607の1(ネオパークおきなわ駐車場奥)。問い合わせはクックハル(電話)0980(43)7170。(喜納高宏通信員)

(左から)芳野幸雄代表、角谷健商品開発部長