ANAカーゴ 新沖縄支店長に川手氏が就任へ<人事>


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
4月1日付でANAカーゴ沖縄統括支店の支店長に就任する川手教弘氏(左)と3月末で退任する渡辺英俊支店長=25日、琉球新報社

 3月末で退任するANAカーゴ沖縄統括支店の渡辺英俊支店長(55)と、4月1日付で支店長に就任する同社グローバルネットワーク部担当部長の川手教弘氏(53)が25日、あいさつで琉球新報社を訪れた。

 ANAカーゴは那覇空港を拠点に、海外旅客便の貨物スペースを活用し新たな物流モデルの構築に取り組んでいる。川手氏は「物流を通して、経済発展につなげていきたい。新モデルを進めることで、沖縄発着の国際便再開を後押しし、県産品輸出の手助けをしていきたい」と語った。

 10年以上にわたって沖縄の物流に携わってきた渡辺支店長は「感染症の影響を受けているが、沖縄の地理的優位性は変わらない。沖縄からさまざまなものを輸出できる可能性がある」と県産品の輸出増加に期待感を示した。