聖火リレー、5月に沖縄県内へ 1・2日に170人が参加【コース詳報】


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 東京2020オリンピック聖火リレーは5月1~2日に沖縄県内を通過する。25日の聖火リレースタートに合わせ県実行委員会は、県実行委選定分のランナー44人(43人と1グループ)を改めて発表した。

 2月に調整中としていた2人を追加したほか、2人の変更があった。変更は3月8日に死去した名護市の国立ハンセン病療養所沖縄愛楽園の金城雅春さんと、女優で歌手の屋比久知奈さん(26)。屋比久さんは「新たな舞台作品の出演がかない、数日間調整したが参加は難しくなった」と辞退の連絡があったという。新たに参加が決まった4人は那覇市のシニアランナー仲尾次嗣明さん(84)、沖縄市の中学生(氏名非公表)、宜野湾市の公務員屋良和歌子さん(39)、那覇市の気象予報士仲宗根朋美さん。

 走者は2日間で約170人を予定。那覇市にある世界遺産で昨年正殿などが焼失した首里城公園を出発し、沖縄本島を縦断するように進む。石垣島など離島を巡る区間もある。