沖縄県職員がコロナ感染 2日連続で同僚と長時間飲食


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沖縄県庁

 沖縄県土木総務課は1日、北部土木事務所の20代男性職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性職員は3月25、26日に2日続けて、長時間にわたり、同僚らと最大5人で飲食した。県は「会食は4人以下、2時間以内」を呼び掛けている。島袋善明土木建築部長は「知事が広く県民に感染予防を呼び掛ける中、職員が会食のルールに違反し、大変申し訳ない。ルールの順守を徹底するよう取り組む」とコメントした。

 同課によると、男性職員は25日午後7時から午後8時半ごろまで居酒屋で同僚4人と飲食した。その後、同僚2人は帰宅したが、残る3人は飲食を続けた。そこに別の同僚1人が加わり、4人で午後10時~26日午前0時ごろまで過ごした。26日は午後7時半~10時半まで同僚の自宅で同僚3人と飲食した。その後、午後11時~27日午前1時まで、別の同僚3人と居酒屋で飲食した。

 男性職員は29日の勤務中に嗅覚と味覚に異常を感じ、早退。1日に感染が分かった。26日以降、業務で県民や業者と接触することはなかったという。共に飲食した北部土木事務所の職員7人は、濃厚接触者に当たる可能性が高いとして在宅勤務している。