新種の「G」は青かった? ウスオビルリゴキブリ、与那国の久部良小で展示


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ウスオビルリゴキブリの標本

 【与那国】昨年11月に国内で、35年ぶり発見された新種のゴキブリ「ウスオビルリゴキブリ」が与那国町立久部良小学校(田島正敏校長)で紹介された。町の自然資料館「アヤミハビル館」の杉本美華専門員が標本を示し、紹介した。
 
 ウスオビルリゴキブリは、鹿児島大などの研究チームが新種と発表した。紫色の腹部と羽の薄いオレンジ色の帯模様が特徴。

 杉本専門員は、新種と判明するまでの経緯や、ウスオビルリゴキブリの住んでいる場所などの生態を説明した。

興味津々で標本を見つめる児童ら=12月8日、久部良小学校多目的室

 ウスオビルリゴキブリは児童らが想像した以上に小さな昆虫だったらしく、興味津々で見つめ「青く光って見えた」と感想を述べていた。 (山本友紀通信員)

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