社会

新垣家「登り窯」公開再び 大雨被害から11年、那覇・壺屋のシンボル

一般公開が始まった新垣家住宅=3日午後、那覇市壺屋

 やちむん(焼物)で知られる那覇市壺屋で3日、国指定重要文化財「新垣家住宅」の一般公開が始まった。陶工の住宅様式が県内で唯一残されており、金~日曜日と祝日の午後1~5時に観覧できるようになった。

 新垣家住宅は琉球王国時代の17世紀、壺屋に窯場が統合された頃に造られたと伝えられる。登り窯「東(あがり)ヌ窯」のほか、母屋や作業所などを備える。窯は1974年頃まで使われていた。2009年に老朽化や大雨で東ヌ窯が倒壊。修復工事が続いていた。

 一般公開に合わせてテープカットがあり、壺屋通り会で結成した東ヌ窯保存会の島袋常秀会長が「足で踏んで回す『けろくろ』や、土踏み場の面影も残っている。壺屋の焼物の工程も見ながら観覧してほしい」とあいさつした。

 3日は「シーサーの日」で、壺屋周辺ではシーサー展や壺屋焼の割引販売などのイベントも開かれた。



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