1日付で日本郵便沖縄支社長に就任した久田(ひさだ)雅嗣氏(53)が7日、就任あいさつで琉球新報社を訪れた。
久田氏は三重県出身。1993年に郵政省(当時)に入省した。国際事業関係を長く担当し、万国郵便連合の国際事務局(スイス)など海外赴任も経験した。
初の沖縄勤務に「今後、電子商取引(EC)が発展して荷物の配送はさらに増える。離島の隅々まで配達して支えていくことが我々の使命だ。金融、保険の機能もあるので、県民の一生涯をトータルでサポートしていきたい」と抱負を述べた。
沖縄支社は、食糧支援の「おきなわこども未来ランチサポート」にも取り組んでいる。「SDGsや地域振興にも積極的に取り組んでいきたい」と話した。