ボートレース 中尾、神里が養成所を修了 来月デビューへ


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
中尾優香(提供)
神里琴音(提供)

 日本モーターボート競走会はこのほど、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で128期修了式を開いた。沖縄県出身の中尾優香(19)=浦添中―陽明高出、神里琴音(16)=南星中出=の2選手が1年間の訓練生活を終え、5月のレースでデビューする予定。中尾は浦添市出身で161センチ、48キロ。神里は南風原町出身で151センチ、45キロ。

 中尾の双子の妹・彩香(19)は昨年5月にプロデビューしており、姉妹ボートレーサーの誕生となる。

 神里は同期の中で最年少。2人は1053人の志願者から合格者52人に選ばれ、昨年4月に養成所に入所。28人の修了生(男子15人、女子13人)として晴れの日を迎えた。中尾は「きついこともあったが、学んだことや楽しいことの方が多かった」と振り返り「妹と共にトップレーサーになって社会貢献できる選手になりたい」と目標を掲げた。