【電子号外】松山マスターズV 日本男子 初のメジャー制覇


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 【オーガスタ(米ジョージア州)共同】男子ゴルフのメジャー、マスターズ・トーナメントは11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、10度目出場の松山英樹が通算10アンダー、278で念願の初優勝を果たした。日本男子に初のメジャータイトルをもたらした。

 4打差の首位で出て4バーディー、5ボギーの73で逃げ切り、優勝賞金207万ドル(約2億2700万円)と終身の大会出場権を得た。アマチュアだった2011年から33度目のメジャー挑戦で、これまでは17年の全米オープン選手権の2位が最高だった。米ツアーでは4年ぶりの通算6勝目。70だったウィル・ザラトリス(米国)が1打差の2位に入った。アジア勢では2人目のメジャータイトル獲得で、マスターズは初制覇。

 待ち望んだ瞬間

 青木功・日本ゴルフツアー機構会長の話 全国のゴルフファンが待ち望んだ瞬間でした。マスターズの優勝にたどり着くまでには、計り知ることのできない、血のにじむような努力を積み重ねてきたことと思います。心の強さ、忍耐力、技術の高さをこれからも披露してくれることを願っています。