川﨑(女子)、久保埜(男子)頂点 石垣島トライアスロン大会


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2年ぶりの開催となった石垣島トライアスロン大会に挑む選手たち=11日午前、石垣市の南ぬ浜ビーチ©ishigakitriathlon

 【石垣】「石垣島トライアスロン大会2021」(主催・同実行委員会、後援・琉球新報社など)が11日、石垣市南ぬ浜ビーチをスタート地点にスイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロのコースで行われた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大を受け中止となっており、大会が開かれるのは2年ぶり。男子は久保埜一輝(東京都)が2時間9分2秒で初出場で優勝。女子も初出場の川﨑由理奈(埼玉県)が2時間17分00秒で優勝した。

 ▽男子上位 (1)久保埜一輝(2時間9分2秒)(2)大畑亮介(2時間9分17秒)(3)池隆礼(2時間10分21秒)(4)牧野巧(2時間12分59秒)(5)菅沼伸哉(2時間13分59秒)(6)村上幸宏(2時間14分54秒)(7)土田洋平(2時間15分39秒)(8)後藤謙仁(2時間16分32秒)(9)福元哲郎(2時間17分39秒)(10)石橋健志(2時間17分57秒)

 ▽女子上位 (1)川﨑由理奈(2時間17分00秒)(2)太田麻衣子(2時間20分46秒)(3)松本文佳(2時間24分22秒)(4)加来奈津子(2時間30分36秒)(5)松本華奈(2時間38分49秒)(6)孫崎虹奈(2時間38分59秒)(7)粂原法子(2時間40分23秒)(8)須崎とも(2時間43分17秒)(9)松井洋子(2時間45分27秒)(10)品川貴子(2時間46分00秒)

川﨑粘りを見せ 初出場優勝達成 積極性が勝因

 ○…女子は川﨑由理奈が粘りを見せ、初出場初優勝の栄誉をつかみ取った。今大会は少人数ずつスタートするローリングスタートが採用され、トップから数分遅れでスタート。それでも前を行く選手たちに食らいつき続けた。
 一斉スタートでなかったため「自分が何位か分からず、駆け引きができなかった」。それでも得意のスイムで優位に立つと、苦手のバイクでも必死にペダルをこいだ。
 慣れないスタート方式だったが「実力勝負」と気持ちを切らさなかったことでつかんだ勝利。「積極的だったことが勝因」と語るその顔は誇らしげだった。

現状を確認できた

 男子優勝の久保埜一輝の話 目標とするタイムには届かなかったが、コロナ禍での現状を確認できた。久しぶりの大会で優勝できたことはうれしく思う。スイムとバイクであと2分ずつタイムを縮められるように取り組んでいきたい。