新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ「まん延防止等重点措置」が12日、県内で始まった。期間は5月5日までの24日間。県は措置対象に指定した本島9市に加え、全市町村の飲食店などに対し、午後8時までの営業時間の短縮を要請した。酒類の提供は午後7時まで。
一方、9市の飲食店や、飲食を伴う遊興施設の従業員を対象に、無料のPCR検査を実施する。
これまで県内最大の繁華街がある那覇市松山の接待・接触を伴う飲食店の従業員を対象に、無料の検査を集中的に実施したが、今回、国の重点措置適用に伴い、対象を9市に広げた。
検査は、那覇市松山の「沖縄PCR検査センター」で受け付ける。センターに来訪して受検する。期間は重点措置期間の5月5日まで。1日当たり100人の検査を想定している。検査の申し込み詳細は県のホームページから。
重点措置は、緊急事態宣言に準じた対策を講じることができ、県は那覇、浦添、宜野湾、沖縄、うるま、名護、糸満、南城、豊見城の9市を指定した。