13日午後4時35分ごろ、那覇市若狭の県道43号で「道路にコンクリート片が散乱している」と110番通報があった。那覇署によると、解体作業中の工事現場で、コンクリート製の3階建て建物の一部が崩れ、歩道などをふさいだ。けが人はいない。同署はパトカーなどを配置し、歩道と片側1車線の一部に交通規制を敷いた。
現場は那覇中学校に面した若狭大通りで、通学路にもなっている。同日午後6時前、歩道にコンクリート片が散乱し、縦横約3メートルのコンクリート塊が防じんシートを突き破って歩道上に押し出された状態だった。現場近くで働く40代男性は「突然ドーンと、ごう音が響いた。小中学校が近いので、けが人がいないか心配で駆け付けた」と話した。