画廊情報誌「The Gallery Voice」 40周年でHP公開 画廊沖縄


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画廊沖縄の創立40周年を記念して発刊した画廊情報誌「The Gallery Voice No1~No60」

 画廊沖縄(上原誠勇代表)はこのほど、節目ごとに発刊してきた画廊情報誌「The Gallery Voice」の統合誌を作成した。同統合誌は、1988年4月の創刊号から2014年11月の60号までを1冊にまとめた。非売冊子として200部を発行し、関係者や関係機関へ限定配布する。

 画廊沖縄は81年に設立し、今年で40周年。画廊沖縄が88年4月に創刊した画廊情報誌「The Gallery Voice」は、美術家へ取材した記事や美術家による執筆原稿、美術家同士の対談、美術ファンの声など多彩な記事を掲載した。琉球新報や沖縄タイムスの美術担当記者による原稿や対談も載せた。

 95年から2005年までの休刊期間を経て、06年5月に24号を発刊して以降は、主に作家自身の声と美術評論、企画者(画廊主)による作家世界の紹介などで構成している。

 上原代表は「美術が社会に果たす役割や、美術家たちがどのように社会に向き合うのか感じてほしい」などと語った。

 画廊情報誌「The Gallery Voice」は画廊沖縄のホームページで公開しており、閲覧できる。アドレスはhttps://galleryokinawa.com/the-gallery-voice/

 問い合わせは画廊沖縄(電話)098(888)6117。