浦添総合病院が救急外来制限「重症に注力」 新型コロナ患者増で逼迫 


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浦添総合病院

 浦添総合病院は16日から当面の間、救急外来での診療を制限すると発表した。新型コロナウイルスの受け入れ患者が増えていることから、新型コロナ重症患者と一般の重症患者の受け入れに注力する。一般外来も同日から、これまで通院している人の一部をオンライン診療に切り替えるなど、縮小して対応する。初診者には、他医療機関の受診を呼び掛けている。

 同院は県から重点医療機関の指定を受け、重症患者を中心に治療を行っている。16日からは、極めて重症度の高い患者の受け入れに特化した態勢を取る。それ以外の患者については、救急車で搬送される場合は他医療機関へ搬送、救急車搬送以外の来院者は原則として断る方針。

 患者や職員の新型コロナ感染を受け、14日から救急診療を停止していた那覇市の沖縄赤十字病院は、17日から救急診療を再開する。