きょう穀雨


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
山から注ぐ沸き水の池のほとりでリラックスする人たち=19日午前、南城市玉城垣花(ジャン松元撮影)

 20日は二十四節気の一つ「穀雨」。晩春の雨が田畑を潤し、穀物の生育を促す時季とされる。19日の沖縄地方は、高気圧に覆われておおむね晴れた。

 日本の名水百選の一つ南城市玉城の垣花(かきのはな)樋川(ひーじゃー)周辺は、山の中腹から湧き出る豊富な水を利用して、クレソンなど農作物の栽培も盛ん。湧水池のほとりでは、ゆったりとくつろぐ人たちの姿が見られた。
 
 サイクリングの途中に立ち寄ったという南城市の男性(50)は「ここは空気が澄んでいて気持ちがいい」と、さわやかな笑顔を見せた。