沖縄でコロナ117人、わずか10日で1000人増 病床占有率100%超え【4月25日朝】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は24日、10歳未満から90代の117人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計感染者数は1万2069人で、1万千人を超えた今月14日から、わずか10日間で千人増となった。 

 推定感染経路が判明しているのは47人で、内訳は家庭内25人、施設と友人知人各8人、職場4人、その他2人。残り70人の感染経路は判明していない。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は49・49人で全国4番目に多い。年代別では50代が最多の21人、20代19人、30代17人などと続いた。

 居住地別では、那覇市30人、南部保健所管内27人、浦添市12人、中部保健所管内8人、南城市7人、名護市と宜野湾市、沖縄市で各5人など。

 24日正午時点で、病床占有率は100・2%と逼迫(ひっぱく)した状況だ。

 米軍関係は同日、嘉手納基地3人、普天間基地とキャンプ・ハンセン、キャンプ・フォスターで各1人の感染が確認され、累計1302人となった。