女性活躍や支援、市に政策提言へ 那覇女性市議が超党派の会


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
城間幹子市長(中央)に「ブーゲンビレアの会」の結成を報告する那覇市議会の女性議員たち=27日、那覇市役所

 那覇市議会の全女性議員9人がこのほど、超党派で女性に関する政策の調査研究と提言をする「那覇市議会女性議員ブーゲンビレアの会」を結成した。27日に城間幹子市長に報告した。女性管理職の増加やコロナ禍における女性支援などについて調査研究し、6月定例会の前に市長への政策提言を目指す。

 那覇市議会では2013年に女性市議たちが超党派の「さんごガールズ」を結成し、政策提言などをした。その後、休眠状態になったが、女性の活躍推進に向けて「声を上げ続ける必要がある」と新たな会を結成した。

 城間市長への報告で、前泊美紀議員は「手を取り合って女性の力をアピールしていきたい。さんごガールズを立ち上げた先輩たちの思いを引き継いで発展させたい」と語った。城間市長は「(結成の話を聞き)楽しみにしていた。行政も議会も市民のために向かうところは一緒だ」と述べた。