沖縄でコロナ1人死亡、新規感染105人【5月2日朝】 


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は1日、新型コロナウイルスに感染して県内医療機関に入院していた80代女性が死亡したと発表した。県内のコロナ関連死者は計137人となった。新たな感染者は105人で1週間ぶりに100人を超えた。12日連続で前週の同じ日を下回り、全体的には減少傾向にある。

 死亡した女性は4月12日に陽性が確認されて13日に入院し、状態が悪化し26日に死亡した。基礎疾患の記録はなく、自宅では介護を受けていたという。変異株は確認されていない。

 新規感染者が前日の59人の倍近くになったことについて、県の糸数公医療技監は「土曜日は多い傾向にある。先週は木曜日(29日)が公休日で、その分、金曜(30日)に保険診療が増えた可能性がある」と説明した。前週は117人、前々週は167人で「減少傾向にある」としながら「入院者、中等症・重症者数は改善していると言えず病院は厳しい。一人でも患者を減らしたい」と引き続き感染予防を呼び掛けた。