【中城】小児がんでまれな「腹膜悪性中皮腫」で闘病中の金城楓空(ふうあ)さん(10)=中城村、琉大付属小5年=の3度目となる手術が17日、東京都の国立国際医療研究センターであり、無事終了した。手術は約6時間に及び左胸の腫瘍を全て切除し、化学療法の治療を受けた。支援組織「ふうあの会」がフェイスブックで公表した。
楓空さんは術後、集中治療室(ICU)で経過を観察している。手術は午前8時半に始まり、予定より早い午後2時半に終了したという。3月にあった2度目の手術と同様、安全性が高いとされるロボットを活用した。経過を見て18日に一般病棟へ移動する予定。
ふうあの会は「家族・関係者一同安心した」とコメントし、医療関係者らに感謝した。