沖縄県が緊急事態地域追加を国に要請 


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沖縄県庁

 沖縄県は19日午後、新型コロナウイルス感染症の感染者数の急増によって医療提供体制がひっ迫しているとして、政府に対して緊急事態宣言地域に加えるよう文書で正式に要請した。上間司県東京事務所長がこの日、新型コロナウイルス感染症対策推進室と厚労省大臣官房総務課を訪ね、文書を手渡した。要請文書の宛て先は、西村康稔経済再生担当相、加藤勝信官房長官、田村憲久厚労相宛て。
 県は午前に対策本部会議を県庁で開き、政府に対して緊急事態宣言地域に加えるよう要請することを決定、県医療非常事態宣言を発出した。

 この日の県内では過去最多203人の感染が確認された。病床占有率は101.3%、重症者用の病床占有率は35.7%。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は57.17で全国4位だった。