予約システム、民間導入を促進 OMM、玉城社長がPR


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
デジタルで予約管理ができる「SPMクラウドシステム」をアピールするOTS MICE MANAGEMENTの玉城国博社長=19日、那覇市泉崎の琉球新報社

 沖縄ツーリストグループのOTS MICE MANAGEMENT(OMM、玉城国博社長=写真)は、公共施設向けに販売している予約管理システム「SPMクラウドシステム」について、民間企業にも導入しやすくした。中小機構の「IT導入補助金2021」を活用できる体制をつくり、申請が通ればシステム導入費用の3分の2が補助される。

 同システムは競技場やホールなどの施設の予約、帳票出力などをデジタルで管理できるシステム。使用料などの支払いもキャッシュレスで対応できるため、コロナ禍での接触機会を減らすこともできる。

 玉城社長は「初期投資が低予算化できる。紙での対応が減るため、業務負担軽減になる。民間の方々にも活用してほしい」と話した。