沖縄知事「米軍基地縮小へ新ロードマップを」　外務副大臣に要望

　【東京】上京中の玉城デニー・沖縄県知事は２７日午前、外務省で宇都隆史副大臣と面談し、来年の沖縄の日本復帰５０年を前に過重な基地負担の軽減と、在沖米軍基地の整理縮小に向けた新たなロードマップの作成を要望した。

　玉城知事は県が「日米安全保障体制を十分理解する立場」だとした上で、過重な米軍基地負担は「県民にとって受忍限度を超えている」と訴えて政府の対応を促した。

　宇都副大臣は米軍普天間飛行場の辺野古移設を進める考えを改めて示し「在日米軍再編の着実な実施を通じて地元の負担軽減を図る」と述べた。