新基地建設の警戒船が燃料重油を流出 辺野古沖 被害は未確認


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
名護市辺野古沿岸部・大浦湾=2020年6月12日(小型無人機で撮影)

 29日午前11時45分ごろ、名護市辺野古沖で油が流出しているのを、付近海域を巡視していた中城海上保安部の職員が確認した。流出範囲は縦約30メートル、横30メートル。中城海保によると、市辺野古の新基地建設に関わる警戒船「海宝丸」が燃料補給時に重油を流出させた。

 流出した油は、中城海保と海宝丸の関係者が油吸着マットで回収した。被害は報告されていない。