「レキオス」会長に上地さんを選出 県費留学や研修生支援


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上地メリサさん

 沖縄県費留学や市町村研修生等のOBOGで構成されるレキオス会で会長交代が行われ、4代目の会長に上地メリサさん(24)=県系3世=が選ばれた。メリサさんは2019年に県費留学生として半年間、琉球大学で日本語や沖縄の歴史、文化を学び、その後、JICA沖縄国際センターでインターンシップをした。

 帰国後は、レキオス会の中心メンバーとして沖縄県が提供する受け入れ事業(県費留学、市町村子弟受入事業、ウチナージュニアスタディー事業)を広める活動や、サンタクルス市の青年をまとめる活動、県人会のイベント開催などに尽力した。

 メリサさんは今年の目標を「来年のウチナーンチュ大会に向けて、少しずつ準備していけたらと思っている」と語る。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大きなイベントの開催や、レキオス会のメンバーで集まることは難しいという。それでも「オンラインで自分たちのできることを進めていきたい。今年こそ色んなことができると願っている。とても楽しみだ」と話した。

(安里玉元三奈美通信員)