県漁連、上原会長続投へ 役員改選、18日総会で決定


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上原亀一氏

 任期満了に伴う県漁業協同組合連合会(県漁連)の役員改選で、上原亀一会長(59)の続投が有力になっていることが1日、分かった。続投が決まれば3期目となる。専務理事も亀谷幸夫氏(53)が引き続き担う見通し。18日の通常総会と理事会で正式に決定する。

 県漁連が1日、会員向けに新体制の人事案を事前説明した。次期体制は理事9人のうち、7人が続投する。関係者によると、会長に上原氏以外を推す動きはない。18日に開かれる理事会でも互選で上原氏が選出される見通しだ。

 泊魚市場(那覇市)の市場機能の糸満市への移転計画で、現職を推す動きが強まったとみられる。
 上原氏は1962年生まれ、石垣市出身。2000年から八重山漁協組合長、15年から県漁連会長。