沖縄県内大型店、土日休業始まる 県要請、食料品は通常営業 


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 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、床面積千平方メートルを超える大型商業施設に対する土曜、日曜の休業要請が5日から始まる。映画館やボウリング場などのレジャー施設で4日、沖縄県の要請に応じて土日の臨時休業の発表が相次いだ。大型小売店舗は、来店者数の多い施設内で専門店を休業とするなどの対応をとる。生活必需品を扱うスーパーや食品売り場などは、休日も通常営業となる。 

 土日の休業要請は、緊急事態宣言発令期間の20日までで計6日。県は1千平方メートル以下の店舗であっても、同様の営業対応に協力してほしいと働き掛けている。

 サンエーは、那覇メインプレイスなど本島中南部のショッピングセンター6施設について、土曜と日曜は2階以上の売り場を閉め、衣料フロアと外食店舗、専門店(一部店舗除く)を休業する。食品フロアは営業する。

 那覇市久茂地のデパートリウボウは、宝飾店や旅行サロンなど7テナントが休業となるが、それ以外の店舗は生活必需品の取扱店舗として営業できることを県に確認し、土日も午後8時まで館内営業を続ける。

 県遊技業協同組合は、パチンコ各店に「県の要請を真剣に判断してほしい」と通達。休業するかどうかは、各店舗の判断に委ねられるという。