教員採用の受験者3000人分メアド流出 「BCC」使わず送信


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 沖縄県教育庁学校人事課は8日、県公立学校教員候補者選考試験の受験者約3千人のメールアドレスが、誤送信で流出したと発表した。

 同課によると、受験者に試験日程変更を連絡するメールを8日午後2時7~11分の間に送信した。その際、受信者が他のメールアドレスを見られなくする「BCC」ではなく、受信者全員のメールアドレスが表示される「TO」を使って送信したという。

 同課は「BCC」に直してメールを再送し、受験者におわびの連絡とメールの削除を依頼している。

 金城弘昌県教育長は「メールの誤送信で、多大な迷惑と心配をお掛けしたことを深くおわび申し上げる。今回の事態を深く受け止め、個人情報の厳重かつ適切な管理を徹底する」とコメントした。