部活の在り方議論へ 高2自殺受け、県教委が検討委を設置


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校庭(イメージ写真)

 コザ高校2年(当時)で運動部主将を務める男子生徒が自殺した問題で、県教育委員会は11日、「部活動などの在り方に関する方針(改訂版)」の検討委員会を設置した。3回の検討委員会を経て、9月末ごろ改定版を策定する。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、第1回検討委員会は15日、書面で開催する。各委員に改定版のたたき台を送り、意見を募る。第2回、第3回の検討委員会は対面で実施する予定。

 委員は県高校体育連盟や県中学体育連盟など運動・文化系部活動の関係団体の会長や弁護士、大学教授など16人で構成する。今回は関係団体の理事長らが参加する幹事会も設け、部活動実態調査の結果を分析・考察する。