沖縄県は16日、新型コロナウイルスのワクチンを接種した後、副反応が疑われる症状が表れた人のうち、2人が死亡していたことを公表した。接種と死亡の因果関係は不明としている。性別など亡くなった人に関する情報や死亡した経緯は非公表。同日開かれた県議会総務企画委員会で報告した。
県によると、16日までに計23件で副反応の疑いが報告されている。7人にアナフィラキシーなど重い症状が出たという。
ワクチン接種後の死亡について、厚生労働省は「国内外で注意深く調査が行われているが、ワクチン接種が原因で、何らかの病気による死亡者が増えるという知見は得られていない」との見解を示している。
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