沖縄の小中学校、那覇など14市町村で21日再開 一部で夏休み短縮も検討(6月17日夕時点)


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 県教育委員会は17日、新型コロナウイルスによる休校措置を20日で解除し、21日から学校を再開する通知を各県立学校へ送った。小中学校は感染状況に応じて各市町村が判断するが、17日午後6時までに、少なくとも14市町村が21日に小中学校を再開することを決めた。一部市町村で小中学校の夏休みを数日から1週間程度、短縮する方向で検討している。

 小中学校を21日に再開する市町村は那覇市、うるま市、沖縄市、宜野湾市、豊見城市、南城市、糸満市、読谷村、嘉手納町、北谷町、中城村、西原町、与那原町、南風原町など。夏休み短縮を検討しているのはうるま市、宜野湾市、糸満市、読谷村、嘉手納町、西原町、与那原町、南風原町など。いずれも18日までに決定し、保護者に通知する。

 県教委は学校再開後の登校方法について、「地域の感染状況によっては、時差登校・分散登校を検討すること」とした。一部の学校は21日の時差登校をすでに決定している。部活動については「緊急事態宣言中は原則中止とする」とした。

 休校措置は解除されるが、緊急事態宣言は引き続き継続されることから、県教委は再度感染防止対策の徹底を各学校へ依頼した。

 石垣市は14日に市立学校を再開した。本島北部や離島などで臨時休校していない市町村もある。