沖縄県内コロナ4人死亡、97人感染、クラスター5例確認(6月18日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真=米国立アレルギー感染症研究所提供

 県は17日、新型コロナウイルスの患者4人が亡くなり、新たに10歳未満から80代までの97人が感染したと発表した。累計の死者数は167人、感染者数は1万9881人。木曜日の感染者数が2桁となるのは5月6日以来となる。那覇の飲食店や社会福祉施設などで新たに5例のクラスター(感染者集団)を確認した。

 亡くなったのは中部保健所管内の80代男性、宜野湾市の80代男性、うるま市の90代男性、那覇市の80代女性。いずれも入院中だった。

 新規感染者の市町村別は那覇市16人、沖縄市13人、浦添市12人、うるま市と宜野湾市が各11人など。年代別では多い順に50代18人、30代17人、20代14人、40代12人などで、子どもは10歳未満11人、10代10人だった。

 推定感染経路が判明しているのは46人で、内訳は家族19人、施設10人、職場10人、友人知人5人、飲食1人、そのほか1人。

 クラスターは那覇市内の飲食店5人、那覇市の社会福祉施設2カ所で6人と9人、那覇市内の事業所で10人、家族内5人の感染を確認。クラスターの県内累計は231例となった。

 米軍関係は2人の新規感染が県に報告された。累計は1438人。