沖縄県、ワクチン広域接種3ヵ所目を設置 警官や保育士対象


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 玉城デニー知事は17日の記者会見で、県が宜野湾市と那覇市で運用している新型コロナウイルスの「広域ワクチン接種センター」について、新たに3カ所目を設置する方針を示した。新たな接種センターは警察官や消防士、保育士、教員など、社会基盤を支えるエッセンシャルワーカーに接種を開始する方向。設置場所や規模などについて、県が検討を進めている。

 宜野湾と那覇に設置した2カ所は、市町村が進める高齢者のワクチン接種を補完し、接種を加速化する狙いがある。3カ所目は高齢者以外にも対象を広げ、社会基盤を支えるエッセンシャルワーカーを対象とする。ただ、飲食や夜の繁華街を通じた感染拡大が繰り返されてきたことを踏まえ、飲食業従事者なども接種対象とするか検討している。