カメの甲羅よーく見たら…ゆらりカタツムリが梅雨空散歩 沖縄こどもの国


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梅雨空の下、重さ100キロ超のアルダブラゾウガメの甲羅を移動する体長約2センチのカタツムリ=17日、沖縄市胡屋の沖縄こどもの国(高辻浩之撮影)

 沖縄本島地方と大東島地方は17日、梅雨前線の影響で曇りや雨となった。沖縄市の「沖縄こどもの国」のふれあい広場では、体重100キロ超のアルダブラゾウガメ「ダイちゃん」の大きな甲羅の上を、体長約2センチの小さなカタツムリがせっせと移動する光景が見られた。
 担当の田中穂乃里さんは「ゾウガメはカタツムリが乗っていることを気にとめていない。カタツムリは甲羅の上で楽しんでいるように見える」とほほ笑ましく見守った。
 同園は現在、新型コロナウイルスの感染防止の緊急事態宣言に伴い休園中。田中さんは「休園が明けたら、雨の日ならではの動物園を見に来てほしい」と開園を心待ちにしている。 (高辻浩之)

甲羅の上にカタツムリを乗せ、雨に打たれるアルダブラゾウガメの「ダイちゃん」
甲羅の上を移動するカタツムリをほほ笑ましく見守るふれあい広場担当の田中穂乃里さん=17日、沖縄市の沖縄こどもの国